加齢で肌が衰えるように経年劣化で外壁にもヒビ割れが
分譲住宅を購入したのは子供が生まれた年、その子が今年大学を出て社会人に、今までは教育資金が必要だったため、外壁塗装をしたのは今回が初めてでした。
家は一般的に頑丈と言われている鉄筋コンクリート造り、しかし家は塩害が生じる海の近くに建っているため、鉄筋部分がサビそこから雨漏り、外壁塗装をするキッカケは雨漏りを直すためです。梯子(はしご)を使って屋上に上がると雨漏りをしている部分にヒビ割れを発見、これを直すのは大工さんの仕事?それだと修理代プラス外壁塗装代が掛かり予算オーバーをしてしまうのでは?
ネットで色々調べ直ぐに来てくれたのが塗装業者さん、業者さんと一緒にヒビ割れ箇所を見ると、「この程度のヒビ割れなら、うち(塗装業者)で直せます」。気になるのは料金、ホームページでは安いことを謳っているのですが、安かろう悪かろうでは二度手間になる、提示された料金は他の業者の見積もりと大差なかったため、それが安心材料となり塗装をお願いしました。
塗装の日にちが決まってからは、監督さんと一緒にご近所に挨拶、その歳、監督さんがご近所さんに名刺を渡し、「何かあったら、こちらに連絡を下さい」と言ってくれたため、私が直に苦情を言われることはありませんでした。
どのようにヒビ割れを修復するのか気になり見させてもらうと、液状のコンクリート修復剤をヒビ割れに注入してからコンクリートを埋める、そして水が入らないようにコーキング。
屋根は雨などにさらされるため外壁の中でも最も過酷な環境、下塗りはメイク(化粧)に例えると保水液、乾燥した肌では化粧が上手く乗らないように、下塗りをしないと塗料が上手く乗らず劣化が早く進みます。
下塗りにはヒビ割れを補修する役目もあるらしく、風呂上がりの乾燥肌に保水液を塗ると肌がシットリするのと同じ。
次は塗料を塗る中塗り、塗料の料金はピンキリ、料金が高いと支払いが大変ですが、塗料代をケチると塗装をするサイクルが早くなるため、長持ちする塗料を塗ってもらいました。
上塗りは洗車で例えるとワックス、上塗りをすることで雨などから外壁を防ぐことが可能です。
塗装業者としては大きな会社のため仕事は分業制、足場工事専門の人もいれば高圧洗浄や塗装専門の人も、流れ作業的に行われたため仕事はテキパキ、大きな会社だと社員教育もシッカリ行われているのか喫煙等でご近所トラブルになることはありませんでした。