良い業者に巡り会えた
というわけで、1日目は「足場を作ってシートをかける」という、仮設の工事で終わりました。
高圧洗浄で汚れ落とし
次の日は高圧洗浄が行われました。
高圧洗浄は、外壁についているチリや汚れを落とし、塗料の付着を良くするための重要な作業です。
水を専用機械の細い口から噴射させて、高い圧力をかけて汚れを飛ばします。
こんなイメージです↓
この工程を省くと、塗料がつきにくくなったり、あとで剥がれたりする原因にもなるのです。
高圧洗浄は、かなりの勢いで壁に向けて水を噴射するため、家中の窓という窓はすべて締め切りが必要になります。
前日の仮設工事の後も、トイレや浴室の窓は換気のために開けていたのですが、高圧洗浄のときはこれも全部閉めました。
まだ暑い時期だったので、窓を全部締め切ると蒸し暑く、エアコンは必須でした。
家の周りに足場が設置されると、家の周りを業者さんが行き来できるので、窓の外を行ったり来たりするのがとても気になりました。
我が家は2階にリビングがあるのですが、2階のベランダに人がいる、2階のトイレの窓の外に人が歩いてる、なんてことになるわけです。
もちろん、業者さんはプロなのでいちいち家の中を覗いたりはしないですが、住民からすると「普段人がいないところに知らない人がいる」というのは結構気になるものだなあと感じました(^_^;)
とはいえ作業は順調に進み、業者さんが高圧洗浄機でベランダの壁や防水層の表面汚れをどんどんと落としていってくれましたよ。
ベランダに置いている植木鉢や、主人が屋上で作っている家庭菜園のプランターをどかさないと施工ができないので、職人さんに動かしていただきました。
コーキングの工事
高圧洗浄で表面の汚れが取れると、窓の周りにある既存のコーキングを撤去して新しいコーキング剤を打つ工事に移ります。
家じゅうの窓周りや、外壁サイディングの継ぎ目のコーキングを撤去して新たに施工するのに2日間くらいかかりました。
他の部分がコーキング剤で汚れないよう、施工場所にはきちんとマスキングテープで養生してくれています。
写真の、紫色の部分がマスキングテープです。
既存のコーキングを撤去したところ(サイディングの継ぎ目)
既存のコーキングを撤去したところ(窓周り)
新しく注入されたコーキング(サイディングの継ぎ目)↓
新しく注入されたコーキング(窓周り)↓
新しく施工してもらったコーキングはとてもきれいで、乾いてから触ってみるとプニプニとして弾力があります。
以前のコーキングは経年劣化で弾力が失われてやせた感じになっていたので、このようにしっかりと施工してもらって安心です。
塗装工事
コーキングの作業が終わると、いよいよ塗装工事にはいります。
と、その前に、塗料がガラス窓につかないように窓のすべてが薄いビニールシートで被われました。
窓がビニールで覆われるというのは慣れていない風景で、なんだかちょっと息苦しく感じました。
部屋の中から窓を見たところ↓
普段見えている外の景色が見えないというのは、ちょっとしたストレスなんだなと思いましたが、これは窓を汚さないための必要な養生なのでガマンガマン、です。
その後、下塗り、中塗り、上塗りというように3回に分けて塗装をしていただきました。
塗料の色については、事前に30センチ×20センチくらいの板に塗料を吹き付けたものを候補色の数種類で用意してもらい、家族会議で決めて業者さんに伝えてありました。
色は面積が大きくなるとかなり明るくなる(明度、彩度ともに上がって見える)ので悩みましたが、
結局は、現在の外壁の色よりもほんの少し黄色が混ざった白を選びました。
外壁は特に、光によって色が大きく異なって見えるため、色見本を太陽光で見たり、部屋の中の照明で見たり、色々な光で検討するのも大事かなと思います。
塗装完了
数日に分けて、塗装の工事が完了しました。
途中、雨が続いたため工事ができない日があったりしましたが、雨の降らない日を見計らって工事を進めていただきました。
塗装後の壁の様子はこんな感じです↓
ちなみに以前の壁は光沢のないマットな感じで、質感がザラザラとしていて陰影もあり、グレーっぽく見えていました↓
塗装後↓
以前と比べると、壁表面の気泡のようなものが塗料で埋まり、また色味も明るくなった感じがします。
光沢もあり、塗膜がしっかりとできているのが分かります。
コンシェルジュサービスならこういったお断りの連絡も代行してくれるので、本当に気が楽なんです。
私も今回の工事で初めて利用してみましたが、非常に素早く効率的に良い業者さんが見つかり、とても助かりました。